南葛金町眼科│葛飾区│斜視、弱視の検査・訓練

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斜視、弱視の検査・訓練

斜視とは

斜視

物を見ようとする時に、片方の目は目標物に向いているのに対してもう片目は、違う方向を向いてしまっている状態を斜視と言います。小児の2%にみられ、目の向きにより内斜視・外斜視・上下斜視に分けられます。
目の位置がずれていると、物が二つに見える(複視)が起こることがあります。また、両目で見たこと(両眼視)で得られる奥行き感や立体感の異常や位置がずれている方の目の視力が出にくくなることもあります。

主な斜視の検査

視力検査

屈折検査

近視、遠視、乱視の有無を調べます。

眼位検査

目の位置が正しい位置にあるかを調べます。

眼球運動検査

目を動かす筋肉の動きのバランスを調べます。

斜視の治療

上記の詳しい検査をした後、必要に応じて眼鏡の装用や、プリズムという特殊なレンズで目の位置を矯正します。また、当院では斜視の種類により訓練を行っております。手術が適応となる重度の斜視の場合は、大学病院や他院に紹介せさて頂きます。

弱視とは

弱視

6歳ぐらいまでの視力発達の大切な時期に、斜視や強い遠視で視覚が遮られることなどで視力が正常に育たない状態を弱視と言います。

主な弱視の検査

視力検査

屈折検査

眼位検査

眼底検査

目の奥に病気がないかを調べます

弱視の治療と訓練

検査を行い弱視疑われる場合は、きちんと合った眼鏡作成し装用することです。治療効果があるとされる8歳ぐらいまでに網膜にピントの合った鮮明な像を映すことで弱視を改善させることが期待できます。また、片方の目だけが悪い時は良いほうの目を隠して弱視の目を使わせる遮蔽法、アトロピン点眼薬を使い、弱視を治療する方法当院では取り入れています。

斜視・弱視は早期に発見し、治療を開始することが大切です。ご家庭でお子様が目を細める、顔を傾けて物を見る、テレビを近づいて見るなど少しでも気になることがありましたら眼科を受診してください。