南葛金町眼科│葛飾区│ものもらい

03-3600-1711

ものもらい

ものもらいとは

ものもらいとは

ものもらいには、正式には2種類あり、分泌線に雑菌が感染しておこる「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と脂肪が詰まることが原因の「霰粒種(さんりゅうしゅ)」があります。
最初はかゆく、次第にまぶたが赤く腫れてきて、痛むようになります。目やにが出る、目がゴロゴロするなどの症状もみられます。
多くの場合は膿が出てきて自然に治りますが、時に進行することもありますので、眼科で適切な治療を受けましょう。

ものもらいの原因

原因菌の多くは、黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌は、化膿した傷によく見られる細菌ですが、健康な人の喉や鼻、皮膚、手指、髪の毛、腸管などにも存在します。この細菌はそもそも感染力が弱いのですが、目にけがをした時や、寝不足や体調不良などで体の抵抗力が落ちている時に目をこすったりすると、できやすいようです。

ものもらいの治療

主に抗菌点眼薬や抗菌眼軟膏が用いられます。症状が強い場合は抗菌内服薬を用いる場合があります。適切な治療をすれば、通常は数日~2週間くらいで完治します。症状が進行してしまった場合は、切開により膿を排出します。
なお、不衛生な手で患部をいじると、治りが遅くなったり、一度治っても再発したりするケースがありますので、できるだけ触らないように気を付けましょう。
また、膿を出そうと自分で針などを使ってつついたりすると、かえって悪化させる原因になりますし、危険ですので、絶対にやめましょう。